働かなくてもいい社会を実現するには?

地球解放を目的とする組織「レジスタンスムーブメント」の公式ブログ「The Portal」の記事を翻訳しています。

収入に関係なく生活水準を上げていける社会

 

 

ここで少し、なぜ「働かなくてもいい社会」を実現する

 

必要があるのかを整理してみる。

 

 

 

 

このブログを書きはじめたときは

 

「機械によって人間の仕事が奪われる」

 

という内容だった。

 

いわゆる「シンギュラリティ(技術的失業)」。

 

 

 

そして、もう1つの内容は

 

通貨発行権を持つ金貸しが世界を支配する」

 

ことに対する不満だった。

 

 

 

 そして近年、金貸しは追い込まれて来ているらしい。

 

この理由についてはまた別記事で書く予定。

 

具体的には

 

アメリカがデフォルトしそうだったり

 

中国のバブルが弾けそうだったり

 

世界的な経済破綻が確実に起こるなら

 

それが社会に与える影響を最小限に

 

抑える必要がある。

 

 

 

いずれにしろ経済破綻してしまえば

 

お金がなくなってしまうので

 

そういうお金の介在しない経済が

 

必要になるし、広がるはずだ。

 

 

 

 

シンギュラリティにしろ

 

全世界経済破綻にしろ

 

「私たちの生活はいったいどうなってしまうんだ」

 

という不安がよぎる。

 

 

 

 

この不安の背後にあるのは

 

「お金がなければ生きていけない社会」

 

だと私は思う。

 

 

労働すること=お金を稼ぐこと

 

だから

 

技術的失業や経済破綻で労働が一気に減少すると

 

お金を稼げない人があふれ社会崩壊を起こしてしまう。

 

 

 

この全人類が直面している大きな問題を

 

解決していくひとつの考えとして

 

「脱お金」という流れが世界中で生まれてきている。

 

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「労働の減少と比例してお金の必要性を下げる」

 

というアプローチがある。

 

 

労働が減少しても私たちの生活水準を

 

維持できる社会インフラを構築すること。

 

 

労働が一気に減少したとしても

 

お金を稼ぐ必要性も減らせば

 

プラスマイナスゼロだ。

 

 

 以上メタップス社長のブログ

 

「ロボットと所得格差と共有経済」より引用

 

http://katsuaki.co/?p=271

 

 

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 また、同じような考えとして

 

 

つい先日発売された

 

「ビジネスモデル2025」

 

 という本では

 

「21世紀の価値消費ピラミッド」というのが説明されている。

 

http://social-design-net.com/archives/24890

 

 

他にも

 

 

「 脱お金は我々の経済を豊かにするか」

 

 http://dameinsei.hatenadiary.jp/entry/2013/02/21/221413

 

という記事もある。

 

 具体的にはフリーやシェア(贈与、物々交換)により

 

「脱お金」が進むという。

 

 

 

また

 

共有経済による恩恵を得られるのは

 

以下の記事がとても参考になる。

 

http://social-design-net.com/archives/25037

 

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 ここへ更に

 

私たちそれぞれが

 

食料やエネルギー(電気)を自給し

 

インターネットのプラットフォーム上で

 

やりとりするようになったら?

 

ついでに無料交通もできたら?

 

paradism.hatenablog.com

paradism.hatenablog.com

 

 

 

自動運転によるフリーカー、無料自動運転車。

 

Googleの開発している自動運転車はハンドルがない。

 

構造が単純になっていくと、値段も下がる。

 

更に自動運転なので人件費はゼロだ。

 

また燃料がガソリンから電気になるのでもっと安くなる。

 

あとはフリー(無料から生み出す新戦略)で示された

 

「三者間市場の無料広告モデル」、

 

広告したい店がお金をGoogleに払い、

 

Google自動運転車によってお客は無料で移動できて、

 

お客はお店でサービスを受けたり、

 

タダ乗りして移動できる。

 

 インターネット広告をクリックして

 

商品を買った人だけではなく

 

広告ガン無視のユーザーも

 

Google検索を無料で使い放題のように

 

お店に行く気が全くないユーザーを

 

自動運転車が無料で運ぶという流れもありうる。

 

 

 

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 こうなると

 

本当にお金が必要なものは

 

どんどん減っていくのでは

 

ないだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

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以下再びメタップスの社長ブログより

 

 

 

昔、発展途上国の駐在員として滞在をしていた人から

 

興味深い話を聞いたことがあります。

 

日本の数分の1のGDPである発展途上国

 

コミュニティーの生活を見て驚いたことがあったそうです。

 

 

 

 

それは労働時間が日本人よりずっと少ないにも関わらず、

 

生活水準が日本人より高い点です。

 

理由は簡単で、町全体で、モノやリソースを

 

まるで家族のように共有していたため、

 

個々人の労働所得が低くても

 

生活レベルを高く保っていられたようです。

 

 

 

 

モノは貸したり、あげたり、交換したり、

 

リソースはお互いに共有するのが当たり前になっており、

 

それはまるで町全体が市場経済とは切り離された

 

「お金の介在しない独自の経済」を

 

成り立たせていたようなものです。

 

 

 

その結果、

 

「名目上のGDPでの豊かさ」

 

 

「実態経済での豊かさ」

 

の間に乖離が発生していたのだと思われます。

 

 

「モノやリソースを共有することで

 

生活コストをどこまで下げる」ことができるのかを

 

追求したいと思います。

 

超単純化すれば、

 

「労働収入が3分の2になっても、

 

生活コストが半分」に抑えられれば、

 

むしろ生活水準は上がります。

 

 

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次に再び「ビジネスモデル2025」より

 

 

収入が下がっても、生活費がさらに下がれば、

 

生活水準はもっと高くなる。

 

年収300万円時代はあっという間に訪れた。

 

それでも豊かな生活、より人間らしい暮らしを

 

得られないわけではない。(中略)

 

 

 

しかし、今、世界は大きな視点から見れば、

 

「収入に関わらずこれまで以上の

 

豊かさを享受していける社会」

 

へ進化していると私は考えている。(中略)

 

たとえば、収入が400万円から300万円に下がっても、

 

生活費が半分以下に下がれば、むしろ生活水準は上がる。

 

じつはこの流れが今、世界中で広がろうとしている。

 

 

 

 

 また同著者の「ワークデザイン」より

 

 

 「お金に依存しすぎない社会の潮流」

 

 

 

生産活動の効率化によって、あらゆるモノの価格は

 

下落していくと考えられる。

 

テクノロジーの発達で広告費程度で

 

衣料品が作られるようになる。

 

結果、駅前で配られるポケットティッシュのように

 

衣料品が無料で配られるようになる。(フリパンなど)

 

 

 

インターネットによって情報の無料化が一気に進んだが、

 

今後はロボットなどにより更なる生産性の向上が進み、

 

モノもますます安くなっていく。

 

 

 

この流れがどこに行き着くのかといえば

 

「最低限の衣食住の無料化」だ。

 

そうなれば、ただ衣食住を確保するために

 

働く必要はもはやなくなる。

 

 

 

「 リアルなモノのフリー(無料化)」がもたらすのは

 

「最低限の衣食住がタダ」、もしくは限りなくタダに近い価格で

 

 提供される「社会のセーフティーネット」である。

 

 

 

実は、それが企業にとっても

 

最も力のあるマーケティングと

 

認識されていくからだ。

 

 

普通、最低限の衣食住の保障は、

 

基本的人権に関わるものなので

 

政治行政が行うべきものだ。

 

 

 

一方で企業側が事業モデルの転換を図る中で

 

「人々の基本的人権を守ろう」

 

「必要最低限の生活を無料でサポートしよう」

 

ということが企業にとっても良いことであると

 

気づきはじめている。

 

 

 

なぜこのようなことが起こるのかというと

 

極限的な生産性の向上により、

 

モノの価格はどんどん下がっていくからだ。

 

 

原価が限りなく安くなれば、

 

ちょっとした広告費くらいで

 

企業はその製品をマーケティングの一貫として

 

顧客にプレゼントできるようになる。

 

 

すると、それらの製品は人々の最低限の生活を守る

 

「社会的なセーフティーネット」としての

 

側面を持つようになる。

 

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 また以前書いたジェレミーリフキンの

 

限界費用ゼロの社会」では

 

無料で得られる自然エネルギー

 

3Dプリンターを動かしてより安く製品を作り、

 

更に少ない製品をみんなで共有していけば、

 

お金の必要性がどんどん下がる。

 

 

paradism.hatenablog.com

 

 

 最後に「年収150万円で僕らは自由に生きていく」より

 

テクノロジーを使いこなせば、

 

生きるコストは下げられる。

 

重要なことは、テクノロジーと人々のつながりの力で、

 

あらゆるモノやサービスの価格が低下する傾向にある

 

ということです。

 

インターネットはお金の価値を下落させた

 

とも言えるでしょう。

 

豊かな人生を歩むために、

 

今までほど僕たちはお金を必要としません。

 

未来の社会においては「生活にお金が必要な人」は

 

「貧しい人」と見られるようになっていくでしょう。

 

いわゆる「お金持ち」は

 

「何かを手に入れるにしても、

 

助けてもらうにしても、

 

何をするにもお金を払わなければいけない

 

孤独で貧しい人」

 

として見られるようになるかもしれないということです。

 

一方で、金銭的には貧乏だけど、

 

仲間と支え合いながら何不自由なく

 

楽しそうに生きている人は「豊かな人」だと

 

捉えられるようになっていくということです。

 

つながりの少ない金持ちは「貧しい」、

 

つながりの豊かな貧乏人は「豊か」。

 

これはかなり極端な予測ですが、

 

ありえない話ではないと思います。