働かなくてもいい社会を実現するには?

地球解放を目的とする組織「レジスタンスムーブメント」の公式ブログ「The Portal」の記事を翻訳しています。

実際にベーシックインカムはどうなるか

 

前の記事で設定したルール(貯金に1%の税金)で

 

ベーシックインカムを運用すると

 

どうなるか?

 

実際のシミュレーションをしてみた。

 

まず日本の貯金総額はどれくらいあるのだろう?

 

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http://www.garbagenews.net/archives/2067203.html

 

「日本の家計金融資産残高」より

 

 

これが正しければ、合計1700兆円くらい。

 

 

 

 

 次に支給されるのに必要な金額とはいくらぐらい何だろう?

 

一人につき、一ヶ月で10万円を配るとする。

 

日本の総人口は1.273億人だそうなので、1.3億人とする。

 

10万円×1.3億人=13兆円

 

 

 

さきほどの1700兆円にたった1%の

 

ベーシックインカム税」をかけて

 

一ヶ月につき17兆円の財源を作り出せる。

 

財源17兆円>必要な金額13兆円

 

 

そして、実際にどうなるか。

 

お金を使う人、お金を使わない人、

 

どっちでも好きにすればいい。 

 

 

paradism.hatenablog.com

 

 

お金を使う人からはお金が出て行き、

 

お店などへお金が移動する。

 

つまり、使ったお金はお店が持っている。

 

 

お金を使わない人は、当然自分でお金を持っている。

 

 

 結局、この誰かが持っている貯金にまた1%の

 

ベーシックインカム税をかけて回収して

 

17兆円のベーシックインカム財源を得る。

 

 

こうすれば、みんなが買わなくなったとしても、

 

安定してベーシックインカムが毎月入ってくる。

 

 

 

 

 

 

 

以下、パターンに分けてシミュレーションしてみる。

 

・貯金10万円しかない派遣労働者Aさん

 

ベーシックインカムが導入されるまでは生活に

 

全く貯金に余裕がなかった。

 

ベーシックインカムが導入されることで

 

毎月10万円が保障される。

 

Aさんはうれしくなってお金を使いすぎて、

 

元々10万+ベーシックインカム10万=20万

 

に増えたのに、

 

買い物したり、遊びに行ったりして

 

残りがわずか1万円になってしまったとする。

 

 

この場合、この月Aさんが支払うベーシックインカム税は

 

1万円×1%=100円

 

となる。

 

そして翌月また10万円が入ってくる。

 

 

 

 

 

 

・家族を養わなければならない父親Bさん

 

 

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奥さんと生まれたばかりの赤ちゃんを養うため、

 

懸命に働いている。

 

ベーシックインカムが導入される前は

 

自分の稼ぎに全てがかかっているため、

 

ブラック企業だとしても我慢しなければならなかったが、

 

ベーシックインカムが導入されることで、立場が逆転した。

 

ベーシックインカムで生活が保障されているため、

 

逆に企業側から辞めないでくれと言われることに。

 

ちなみにBさんの家庭は3人なので

 

毎月ベーシックインカムが30万円入ってくる。

 

何これ普通に会社を辞めることができるレベル(笑)

 

ちなみに子供が増えるごとにまた毎月10万円もらえる。

 

毎月30万が入ってきて、加えてBさんの収入があるので

 

むしろ使いきれないほど貯金が増えてしまった。

 

現在の貯金額350万円なので

 

この月支払うベーシックインカム税は¥35000となる。

 

翌月また30万円が入ってくる。

 

 

 

 

 

 

 

・シングルマザーCさん

 

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子供を2人を抱えるお母さん。

 

ベーシックインカムが導入されるまでは

 

自分の稼ぎに全てがかかっていたが、

 

ベーシックインカムが導入されることで

 

毎月30万円が保障されることになった。

 

そこで、Cさんは仕事を辞めて、子育てに専念。

 

収入が保障され、時間の余裕もできたので、

 

今まで仕事で忙しかった分、子供たちと過ごせるようになった。

 

貯金額は50万円だとして

 

Cさんが支払うベーシックインカム税はこの月¥5000となる。

 

翌月また30万円が入ってくる。

 

 

 

 

 

 

 

・年金受給者Dさん

 

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年金が支払われるかどうか不安で、

 

退職金を節約しながら細々と老後を送っていたDさん。

 

ベーシックインカムが導入されることで、

 

毎月10万円が保障された。

 

生活の保障ができたDさんは将来の不安から解放された。

 

 

現在の貯金総額は4000万円なので

 

Dさんが支払うベーシックインカム税は40万円

 

翌月入ってくる収入は10万円

 

 

 

 ・お店

 

 

 

ベーシックインカムが導入されるまでは

 

お客さんが生活に余裕がなく、お金を持っていなかったので

 

なかなか売れなかった。

 

ところがベーシックインカムが導入されると、

 

生活に余裕ができた人たちが一気にお店の商品を

 

買いに来てくれるようになった。

 

法人税を20%にするといっていたが、

 

今はベーシックインカム税1%だ。

 

 

この月、売上100万円+内部留保1億円に税金をかけて

 

支払うベーシックインカム税は101万円。

 

今までは20万円を支払っていた上に、

 

すぐに翌月10万円が戻って来なかった。

 

 

翌月また10万円のベーシックインカムが入ってきて、

 

そこに更に売上が加わる予定。

 

 

 

 

 まとめ

 

 支給される金額10万円÷ベーシックインカム税1%=1000万円

 

 

 

貯金が1000万を境にして、もらえる金額が支払う金額を

 

上回ったり下回ったりする。

 

その上、下回る側も翌月10万円は確実に戻ってくる。

 

これだと1000万円以上貯金を持つ人が不利なように

 

思えるかもしれない。

 

上記のDさん

 

もらえる10万-支払う40万=-30万

 

上記のお店

 

もらえる10万-支払う101万=-91万

 

 

ところが実際に計算してみればわかるが、

 

だんだん減っていき貯金1000万になると

 

もらえる10万-支払う10万=0

 

となり、1000万より減ることはない。

 

逆も同じで、

 

貯金が増えていく人たちも1000万を超えることはない。

 

こうして、みんなが持っているお金がゆっくりと

 

均等になるため、

 

お金をたくさん持っているからエライということも

 

なくなり、お金を所有する概念が薄れていく。