働かなくてもいい社会を  実現するには?

人間が仕事をしなくても社会がまわる現実的なしくみについて書いていきます。

数千年に一度の歴史的転換点

 

この本にはなかなか興味深いことが書いてある。

 

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現在の私たちが直面する状況を

 

マンガ「進撃の巨人」や「鋼の錬金術師」、「鉄腕アトム」などを用いて

 

説明したものだ。

 

本屋でも読んだけど、ネット上でも公開されていた。

 

 http://diamond.jp/articles/-/67609?display=b

「なぜ進撃の巨人は売れたのか」より

 

 

 

 http://diamond.jp/articles/-/67613?display=b

「これからは鉄腕アトムが私たちを不幸にする」より

 

 

 http://diamond.jp/articles/-/67614?display=b

「セックス&シティのキャリーが気づいたこと」より

 

 

 

 http://diamond.jp/articles/-/67615?display=b

「人類はもう賢者の石を使い果たした(前編)」

 

http://diamond.jp/articles/-/67616?display=b

「人類はもう賢者の石を使い果たした(後編)」

 

 

 

 進撃の巨人の例えは、

 

経済成長するのが当たり前の世界で

 

「人口減少」という

 

人類が初めて経験する未知の脅威、

 

つまりは、「人口減少」を巨人に例えている。

 

 

 

鉄腕アトムの例えは

 

技術的失業とそれに人間が追い付くため

 

の教育コストが高くなることと

 

子供の数と労働力について書かれている。

 

 

 

 

 

 キャリーの例えは

 

所有から共有へということで

 

モノがあり余って、

 

モノが欲しくなくなるという

 

人類が初めて経験することを例えている。

 

 

 

 

 賢者の石の例えは、

 

経済成長し続けるモデルに限界が来ていることを示している。

 

これもまた人類初である。

 

http://daisuke-ikeda.tumblr.com/post/85524449724/%E8%B3%87%E6%9C%AC%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E3%81%8C%E3%81%AA%E3%81%9C%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E3%81%97%E3%81%8B%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B

 

「資本主義はなぜ崩壊しかかっているのか」より

 

 

 

 

これらの問いに対して、著者の松村氏は

 

「成長しない」モデルがカギを握っていると主張している。

 

 

氏曰く、

 

我々人類は成長の歴史を歩んできたというイメージを持っているが、

 

実質的に成長したのは、せいぜいここ数百年の話。

 

それまではほぼ横ばいの世界だった。

 

ここ数百年が特別な時代だったといえるかもしれない。

 

とのこと。

 

また、

 

我々が生きている社会システムは、すべからく成長を前提としているので、

 

成長が止まってしまうと、世界が機能不全に陥ってしまう。

 

 

さらにネット上にはなく、本に書かれていたことだが、

 

エコロジカルフットプリントというものがある。

 

 http://ishes.org/dilemma/dlm01.html

 

 「経済成長は持続可能ではない」より

 

 

現在地球1.5コ分の資源を消費していて、

 

世界中の人が先進国と同じように

 

生活するとなると地球が2.3コ分必要になる。

 

 

このことを簡単に述べた名言が2つある。

 

 

 

「有限の世界で、無限の成長が永遠に続くと思っているのは、

 狂人かエコノミストのどちらかだ。」

(ケネス・ボールディング)

 

 

「経済学者が地球自体も同じ速度で成長できることを示してくれたら、経済が無限に成長する可能性があることを受け入れよう」(ハーマン・デイリー)

 

 

 

ということで 経済成長しないモデル、つまりは脱成長だったり、

 

定常経済といわれる社会を

 

追い求めていくことになるわけだが、

 

残念ながら西洋はお手本にならない。

 

西洋文明とは個人(私権)が強まる社会で生きてきたため、

 

他者を搾取したり、支配したり、奪ったり、騙したり、

 

次のパイを求めて成長し続けなければいけないからだ。

 

 

 

ではどうすればいいのか?

 

 

その答えは日本の「鎖国」にヒントがあるみたいだ。