読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

  働かなくてもいい社会を  実現するには?

人間が仕事をしなくても社会がまわる現実的なしくみについて書いていきます。

インテリジェント・インフラとは

限界費用ゼロ社会 輸送 エネルギー

 

~~~~~~~~~~~~~

 

限界費用ゼロ社会―<モノのインターネット>と共有型経済の台頭

限界費用ゼロ社会―<モノのインターネット>と共有型経済の台頭

 

 

(限界費用ゼロ社会より引用)

 

 


The Zero Marginal Cost Society - Jeremy Rifkin

 

 

 

 

 

歴史に残る経済大革命はインフラ革命であり、

大インフラ革命が経済の形を変えるほどの威力を発揮するのは、

新たなコミュニケーション媒体と新しいエネルギー体制が一体化したときだ。

 

歴史上のどのエネルギー革命も、それぞれ特有の通信革命を伴っていた。

エネルギー革命は社会の時間的・空間的拡がりを変え、

より複雑な生活様式を可能にするが、そのすべてに、

新たに生まれた機会を管理・調整するための

新しいコミュニケーション媒体が必要だからだ。

 

想像してみてほしい。

 f:id:paradism:20151227131053j:plain

 

蒸気を動力源にした都市型の産業革命で複雑化した生産・流通過程を、

やはり蒸気を利用した安価で速い印刷技術や電報なくして

うまく処理できるだろうか?

 

 f:id:paradism:20151227131446j:plain

 

また、石油と自動車、郊外から成る大量消費文化の管理上の複雑な諸問題を、

中央集中型の電気通信、

とくに電話やラジオ、テレビなしで処理できるだろうか?

 

(略) 

 

あるいは、話を現在に移して、こんな問題を考えてみよう。

 

法学者のベンクラーは、新しいインターネット通信はネットワーク化された

コモンズ方式での管理に役立つと主張した。

この媒体の性質が分散型・協働型であり、ピアトゥピア・プロダクションや

経済活動の水平展開を可能にするからだ。

 

 

分散型・協働型・水平展開型でピアトゥピアのコミュニケーション媒体は、

再生可能エネルギーを管理するのにうってつけだ。

再生可能エネルギーは自然界に分散しており、協働型に構成するのが最適であり、

ピアトゥピア・プロダクションに好都合で、

社会全体に水平方向に展開しているからだ。

 

インターネット通信と再生可能エネルギーがひとつになると、

コモンズ方式の管理の下で最適に稼働する基礎的インフラのための、

不可分の構成要素が形成される。

このインテリジェント・インフラは、

コミュニケーション・インターネット、エネルギー・インターネット、

ロジスティクス・インターネットという連動した三つのインターネットで

構成されている。

 

これら三つのインターネットが結び付いて、相互に左右する一つのシステム、

すなわちIoT(モノのインターネット)ができたとき、

それは「極限生産性」と限界費用ゼロ社会を目指して、

全人類がグローバル・コモンズで協働したりアクセスしたりシェアしたり

できるものだ。

 

 (略)

 

モノのインターネットを成り立たせるのに欠かせない3つのインフラはすべて、

同様の管理上の課題を共有している。

協働の時代における三つのインフラ・コモンズの場合は、

時間的管理を行って渋滞を避けなければならない。

これら三つのどの場合も、ネットワーク化されたコモンズのプレイヤーが

多ければ多いほど、滞りを警戒する必要性も大きくなる。

 

f:id:paradism:20151227131744j:plain

 

 

コミュニケーション・インターネットは、どの無線帯域でも

情報を伝送する際にデータが渋滞しないように自己管理しなければならない。

エネルギー・インターネットは、電力サージや電圧降下や停電を避けるために、

最大需要電力と最少需要電力の管理における作業の滞りを防いで、

エネルギーの貯蔵と送電の間に適切な均衡を維持しなければならない。

ロジスティクス・インターネットは、交通渋滞を防いで陸路(道路・鉄道)、

海路、空路の配送スケジュールを最適化するために、

ロジスティクスのながれを調整し、有形の原料や財の保管と輸送の均衡を

図らなければならない。

 

(引用終わり)

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 まぁ参加者が増えれば混んじゃうよね。

朝の通勤ラッシュ、みんなで同時にとる休暇。

 

だからこそ、ネットワークの管理が大事なのかも。

自動運転が始まると、渋滞がなくなったりするのも、

こういった管理が行き届くからうまくいくものだと私は思う。